正しいケアを!膝の痛みの基本マニュアル

膝の痛みと上手に付き合うために知っておきたいこと

3、健康補助食品のメリット

ここでは膝の痛みを改善するためサプリメントを導入するメリットを解説。また定番の軟骨成分についても紹介しています。

サプリメント(健康補助食品)導入のメリット

膝の痛みを改善するためには、できるだけ軟骨を構成する成分などが含まれる食品を摂ることが有効です。
しかし、有効成分を補給するために通常の食事だけで必要量を摂取するには限界があり、正直あまり効率的ではありません。

そこで役に立つのが、サプリメントの活用です。サプリメントは食品と位置づけられているため、
薬のような即効性はないものの上手に利用すれば、様々な効果を期待することができます。

サプリメントのメリットとしては以下のようなことが考えられます。

  • 食事では摂取、吸収しにくい成分を摂取できる
  • 食事によるコントロールに比べてストレスが少ない
  • 含有成分量が明確で必要量を確実に摂取できる
  • 携帯性に優れているので、いつでもどこでも飲用できる
  • いくつかの成分の組み合わせで相乗効果が期待できる
  • 製造段階で厳しい検査を通っているので安全性が高い

膝痛に有効な成分がわかっていれば、サプリメントを利用することにより手軽に不足分を補給することが可能になるというわけです。

膝の痛みに効果があるとされるサプリメント成分

膝の痛みに有効とされるものには、軟骨を構成する成分や抗炎症作用が期待できる成分がありますが、その中で代表的なものを紹介しましょう。

  • グルコサミン
    糖にアミノ酸が結びついた単糖類の一種でカニやエビなどの甲骨類の殻を形成するキチン質やムコ多糖に多く含まれます。人の軟骨を形成する物質の一つでコンドロイチンの構成成分でもあります。初期・中期の変形性膝関節症の痛みを和らげる効果があるとされています。
  • コンドロイチン
    正式にはコンドロイチン硫酸と言い、グルコサミンが代謝して生成されるムコ多糖の一種です。軟骨や結合組織、粘液に含まれる成分で全身の関節がスムーズに動くために重要な働きをしています。初期・中期の変形性膝関節症の痛みを和らげる効果があるとされています。
  • コラーゲン
    保湿効果が極めて高いタンパク質の一つで、アミノ酸の組み合わせにより様々なタイプがあります。皮膚や腱などの主要なコラーゲンはI型、軟骨の主要なコラーゲンはII型と呼ばれます。関節の軟骨組織に存在し、関節のなめらかな動きをサポートしているため不足すると関節痛の原因にもなると言われています。
  • ヒアルロン酸
    軟骨や関節液に含まれている成分でムコ多糖類の一種です。関節液は関節がスムーズに動くのを助ける働きがありますが、主成分のヒアルロン酸が不足すると軟骨がすり減って炎症や痛みを起こします。医療用の薬剤としても使用する場合、関節内に注入する方法が用いられます。
  • MSM(メチルサルフォニメタン)
    天然の有機イオウ成分で、体内では骨、関節、筋肉、皮膚、髪、爪などの細胞組織内に存在します。体細胞が生まれ変わる際に健康な細胞を作るのに役立っていますが、炎症を抑える効果があることから、関節痛の痛みを抑える鎮痛剤として注目されています。

この他、最近特に注目されている成分に非変性ii型コラーゲンがあります。

コラーゲンには様々なタイプがあり軟骨形成にはⅡ型コラーゲンが深く関わっていますが、
その中でも、非変性ii型コラーゲンが関節軟骨の成分のかなりの割合(15~20%)を占めています。

ハーバード大学医学部が世界で初めて活きたままの状態(非変性)でⅡ型コラーゲンを取り出すことに成功。
従来のコラーゲンと比べ、関節の軟骨の破壊を抑えその再生を促進する作用に優れていることがわかっており、この成分を含んだ健康食品も続々と発売されています。

特集

正しいケアを!膝の痛みの基本マニュアル