正しいケアを!膝の痛みの基本マニュアル

膝の痛みと上手に付き合うために知っておきたいこと

新型コラーゲンの基礎知識

ここでは膝の痛みの改善に効果があるとされる非変性ii型コラーゲンとはどういったものなのかを解説しています。

コラーゲンには様々な種類がある

コラーゲンは軟骨組織に存在し、関節のなめらかな動きをサポートしているため、
軟骨成分を補給するにはコラーゲンというイメージがありますが、実はコラーゲンにはいくつかの種類があります。

コラーゲンは異なるポリペプチド鎖の組み合わせにより19種類の型が存在し、
I型、II型、III型…とローマ数字によって分類されています。

また、コラーゲン細線維の主成分となるタイプのコラーゲンタンパク質は線維性コラーゲン、
線維を形成しないものを非線維性コラーゲンと呼びます。

  • I型(線維性コラーゲン)
    体内に最も多く含まれるコラーゲンで骨や皮膚を形成し、特に皮膚の90%はこのⅠ型コラーゲンから作られているとされています。コラーゲンが美肌効果や美白効果があることで注目されるのはⅠ型コラーゲンによるものです。
  • II型(線維性コラーゲン)
    関節にある軟骨に多く含まれているコラーゲンで、多く摂取することで関節を強くすることができるとされています。血管や血液、眼球、腱、筋肉にも多く含まれており、カルシウムが骨に吸着する助けもしてくれます。
  • III型(線維性コラーゲン)
    主に臓器に含まれているコラーゲンで、細毛線維という細い網目状に作られており、細胞などの土台となっています。組織に柔軟性を与え、積極的に摂取することで若さを維持するアンチエイジング効果があるとされています。
  • IV型(非線維性コラーゲン)
    皮膚の表皮と真皮をつなぎとめる役割を持つコラーゲンです。基底膜を構成する主成分で網目状のネットワークを形成して基底膜の骨格構造を支えています。慢性肝疾患の病勢や予後の判定に役立つとされています。
  • V型(線維性コラーゲン)
    主に血管、平滑筋、胎盤に含まれているコラーゲンです。I型コラーゲン、III型コラーゲンの含まれている組織に、少量含まれています。コラーゲンの解析が進んでいる現在でもまだ調査段階で、その可能性は未知数と言われています。

以上のようにコラーゲンには種類があるため、サプリメントの含有成分にコラーゲンがあるからといって必ず膝痛によいとは限りません。
できれば含まれるコラーゲンの型名をよく確認してからサプリメントを選ぶことをおすすめします。

次世代軟骨成分として注目の非変性II型コラーゲン

コラーゲンには様々な種類があることはわかりましたが、
その中で膝の痛みに効果があると考えられるのが、関節にある軟骨に多く含まれるII型コラーゲンです。

その中で最近特に次世代軟骨成分として注目されているのが非変性ii型コラーゲン。

元々は米国の科学者であるユージン・ムーア博士の娘に発症した若年性関節リウマチを救うために、
調査研究を重ねて辿り着いたのが、ハーバード大学医学部で研究されていた鶏胸部軟骨のII型コラーゲンでした。

ところがII型のコラーゲンには、加熱すると思うように効果が得られなくなってしまうという特徴があります。
従来のII型コラーゲンは水で抽出したり、高熱処理や酵素処理などを行うと壊れてしまい、活きたまま取り出すのは不可能とされてきました。

しかし、1993年にハーバード大学医学部で世界で初めて活きたままの状態(非変性)でII型コラーゲンを取り出すことに成功。
これにより、食品としても摂取できるようになりました。

非変性II型コラーゲンにはグルコサミンやコンドロイチンといった関節によいとされる成分を同時にとっているような働きがあり、
効果が現れるまでの時間も半分以下で済むことから、関節痛やリウマチなど膝の痛みに悩んでいる人に最適な成分と言われているんです。

日本ではまだあまり知られていない非変性2型コラーゲンですが、臨床結果が豊富なことから、今後医薬や健康食品にも積極的に取り入れられていくことが予想されます。
膝痛や関節痛にお悩みの方は、今の内からチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

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